今更感はありますが、初めて3D映画をみました。
正直な感想としては3Dをものすごく期待していたせいか、しょぼく感じました。
そこで個人的に3Dに対して不満を感じた部分について書き出してみます。
1.メガネをしていると邪魔
2.ちらつきがある
3.色の鮮やかさが失われてる
4.感動できない
5.3D場面が少ない
6.寝たかどうかがわからない
7.化粧が取れる
8.かわいさ半減
9.値段が高くなる
1.メガネをしていると邪魔
メガネをしているとうまく見ることができません。
フレームの大きさによるかもしれませんが、アヤタツの使っているメガネでは左右が3Dメガネに当たり違和感を感じました。
違和感を感じたまま見ることはできます。
ただ、2時間余り違和感に耐えられればの話です。
2.ちらつきがある
映画館の3Dメガネでは左右の目で違う映像を見るように高速で切り替えているようです。
そのためちらつきを感じました。
10分すれば慣れましたが、慣れない人は酔ったような感じに気分が悪くなるかもしれません。
あと、ピントを合わせるのが難しく感じるので、もともと鮮明ではない映画がさらに不鮮明になりました。
せっかくの大迫力が台無しです。
3.色の鮮やかさが失われてる
3Dメガネをかけると明るさが半減していました。
そこで映画自体の明るさが通常の映画より明るくなっているように感じました。
なので、鮮やかさが失われている気がしました。
コントラストが失われた感じです。
4.感動できない
3D映画を見るためには3Dメガネが必要です。
感動のシーンで涙を流しても、拭き取るためには3Dメガネをはずさなければなりません。
せっかくの3D映像が見れないだけではなく、映画自体がぼけてしまっているのでせつなくなります。
楽しい映画はいいですが、涙を流すような映画には向きません。
5.3D場面が少ない
もっと臨場感があるかと思っていたのですが、そこまで飛び出した映像がありませんでした。
奥行き感もすくなく、3Dだと思う部分はあからさまな演出でした。
自然な感じではないので、わざわざ3Dにする必要が感じられませんでした。
6.寝たかどうかがわからない
3Dメガネをかけていると、横の客席が寝たかどうか判断できません。
そのため、トイレに立った時など、寝ていると気がついてくれないのでわざわざ起こさなければなりません。
起こしてしまった罪悪感もありますが、他人を起こさなければならないのはストレスを感じます。
起きたとしても3Dメガネで目が隠れてしまい見えないので、怖いです。
7.化粧が取れる
女性であればメガネのせいで化粧崩れを起こすかもしれません。
長いつけまつ毛やマスカラをしていると、レンズ部分に当たる可能性もあります。
8.かわいさ半減
デートの際に3D映画を見に行くなら相手を見ない方がいいです。
ターミネーターのようなごついメガネ顔の彼女を見ることになり、かわいく感じないかもしれません。
初デートで3Dはよしたほうがよさそうです。
9.値段が高くなる
高知では3D映画が見れるのはTOHOシネマズしかありません。
TOHOシネマズでは3D映画を見るには、通常料金に400円の追加料金が必要です。
そのため割高だと感じます。
今回使用したメガネはXPAND方式を採用していました。
XpanD方式とは(It's a ...より引用)
XpanD方式は、スクリーンに「右目用のコマ」「左目用のコマ」を交互に映し、右目用のコマのときは、観客の3Dメガネの左目を液晶シャッターで閉じることで、右目だけに右目用の映像を見せ、左目用のコマがスクリーンに映っているときは、その反対をやるということを繰り返す仕組みとなっています。
中央の台形部分で3Dを認識しているようです。
そのため、横を向いたり、手で台形の部分を隠すと3D映像ではなくなります。
結論として、これから映画を見るとするならば、通常の映画で十分です。