システム手帳は綴じ手帳に比べ、リフィルを追加することによって自分なりにカスタマイズすることが可能です。
しかし、自分の好みのリフィルがない場合、自作するか諦めてしまうしかありません。
今回紹介するのは、手帳に自作ポケットを追加する方法です。
手帳に映画のチケットや思い出の品を手帳に貼りたい場合でも、常にノリは持ち歩いていません。
なので、一時的に収納するポケットが欲しくなりました。
いくつかの文房具屋さんを転々としてポケットのリフィルとしてファスナーポケットは見つけました。
しかし、紙のサイズより少々大きいので、はみ出してしまうことが嫌でした。
ファスナー付きで、ポケットに収納したものが落ちないというのはいいのですが、分厚くなるという欠点もあります。
これまで販売されているものでは満足できないので、お手軽にオリジナルリフィルを作ります。
準備するのはクリアホルダーのみです。
今回はお買い得の100円ショップのクリアホルダーを使用します。
失敗しても損した気分になりませんし、ポケットが気に入れば大量に作ることもできます。
クリアホルダーの中に普段使用しているリフィルを一枚入れます。
これは切り出すサイズの目安とする為です。
縦方向(長いほう)のみ切り、横方向(短いほう)はそのままにしておきます。
穴を開ける準備をします。
穴位置決めるため、先ほどのリフィルを取り出し表に貼り付けます。
借り止め程度でいいので、ドットライナーを少々つけて止めました。
マスキングテープでも代用できます。
穴位置を目安に穴あけパンチをあてがいます。
裏側を見ながら穴位置が正しいか判断し、穴をあけていきます。
6穴パンチがあればこのように面倒な作業をしなくてもいいのでしょう。
しかし、そのような便利なものは持っていないので試行錯誤しこのような穴の開け方になりました。
穴を開け終わればリフィルを剥がします。
最初切らなかった横方向(短いほう)を切ります。
封筒のように片方のみ反しを付けます。
簡易的ですが、これがファスナーの役割を果たします。
完成しました。
簡易的な反しはポケットの内側に入れてあります。
なにかあった時に役に立つようにお金を入れています。
1000円札や10000万円札であればすぐに使ってしまいますが、2000札円であればなかなか使いません。
希少だということと、2000円札が使えない場合もあるので心理的に使わないからです。
また、手帳の中を見られたときにでも、会話のネタになる可能性が高いはずです。
実際使用していると、簡易的なポケットの割にはいい仕事をします。
今のところ、中身がこぼれることもないです。
製作前に心配していた中身が出てしまうということもありません。
ただし、簡易的なポケットのため、貴重品を入れたり、入れ過ぎは注意が必要です。